カートリッジを交換した実績

修理隊

施行紹介

洗面蛇口から水が漏れているので修理をしてほしいとの修理依頼がありました。
お客様からは、蛇口の先端からポタポタと水・お湯が漏れてくるということでしたので、どんな状態か確認をした上で他にも漏れていないか点検してみましたが言われた通り先端から水が漏れている以外は特に問題ありませんでした。
状態確認をするために漏れている部分の分解点検をする前に止水栓を少し開けてみました。
蛇口の水を止めても水が勝手に出てきている状態だったので内側のカートリッジの不具合の可能性が高いことがわかりました。
次に分解点検をして確定することができました。
お客様のお話では、数日前は、少しだけ漏れていたけど蛇口を使っているうちにだんだん酷くなってこんな状態までポタポタと漏れてくるようになったとのこと。
蛇口本体は10年以上使われていましたので、部品があるのかわからないから、蛇口の型番を調べメーカーに確認を取ってみることにしました。
蛇口の型番はハンドルレバー側の側面にラベルが貼っているのでそこで確認することができ、部品がまだ製造されているのかメーカーに連絡をとり製造されているのなら部品を取り寄せ修理ができます。メーカーの回答で部品の在庫があるとのことで部品の取り寄せが可能なので、お客様には数日取り寄せるまで待っていただきました。
交換作業は、止水栓で止水します。水を止め忘れると蛇口を分解したときに吹いてくるので蛇口を開栓して水やお湯がでてこないことを確認します。次に、ハンドルレバーのれば部分を外します。レバーはねじ止めされているのでねじを取り外します。レバーを取り外したらナットになっているので、工具を使い反時計回りに回して取り外します。ナットを外すとカートリッジが出てくるので持ち上げるように外します。
その後に新しいカートリッジをはめ直し蛇口を元の状態に戻すと作業が終了です。最後に水を通し蛇口から水漏れしていないか確認して作業完了となります。


施行状況6

カートリッジの種類・サイズなど

カートリッジは蛇口の種類やメーカーによって異なりますが、一般的には以下のような種類があります。

●セラミックディスクカートリッジ
セラミック製の円盤が回転することで水の通りを調節する
長い寿命を持ち、軽いタッチで水の調節が可能
一般的に最も多く使われているカートリッジの一つ

●ボールカートリッジ
ボールを回転させることで水の通りを調節する
シンプルな構造で、修理が容易
一部の蛇口に使用されている

●カートリッジバルブ
カートリッジによって水の通りを調節する
独自の構造を持ち、各メーカーの特徴がある
補修部品の調達が難しい場合がある

カートリッジのサイズは、蛇口の種類やメーカーによって異なります。蛇口の取り付け部分を確認し、同じ種類やメーカーのカートリッジを使用するようにしましょう。カートリッジのサイズは、蛇口の取扱説明書に記載されている場合があります。

他メーカーでも装備することができますか?
カートリッジのサイズや形状が合えば、他メーカーでも装備することができる場合があります。ただし、メーカーや機種によってカートリッジの形状やサイズが異なるため、取り付け可能かどうかを確認する必要があります。また、他メーカーのカートリッジを使用することで、保証が効かなくなる場合があるため、注意が必要です。

蛇口のカートリッジ交換方法
蛇口のカートリッジを交換する手順は、一般的に次のようになります。

1:水の供給を止める
カートリッジ交換を始める前に、蛇口からの水の供給を止めましょう。キッチンやバスルームなどの水栓の下にあるシャットオフバルブを閉じることで、水の供給を停止できます。
2:ハンドルやカバーを取り外す
蛇口のハンドルやカバーを取り外します。一般的には、ハンドルの先にあるネジを緩め、カバーを取り外すことでアクセスできます。
3:カートリッジを取り外す
カートリッジは通常、ネジやロックリングで固定されています。適切な工具(通常はレンチ)を使用して、カートリッジを緩め、取り外します。
4:新しいカートリッジを取り付ける
新しいカートリッジを取り付ける前に、古いカートリッジの周りの汚れや堆積物を清掃しましょう。新しいカートリッジを正しい向きで取り付け、ネジやロックリングを使って固定します。
5:ハンドルやカバーを取り付ける
カートリッジが取り付けられたら、ハンドルやカバーを元に戻します。ネジを締めて固定し、蛇口の外観が整った状態になるように調整します。
6:水の供給を再開する
カートリッジ交換が完了したら、シャットオフバルブを開き、水の供給を再開します。水漏れや異常な挙動がないか注意深く確認しましょう。

カートリッジの交換手順は、蛇口のメーカーやモデルによって異なる場合があります。したがって、特定の蛇口に関する詳細な手順については、メーカーの取扱説明書やオンラインのリソースを参照することをおすすめします。また、修理作業が難しい場合や自信がない場合は、プロの配管工や修理業者に依頼することも検討しましょう。


一連の流れ


修理隊総合サポート