専門用語一覧表:「た」

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「た」から開始されている専門用語一覧

立会い
「立会い」は、水道分野において一般的に使用される用語で、工事や施設の建設・保守・点検などの際に、関係者が立ち会って作業を監督し、進行状況や品質を確認することを指します。この用語は、作業や工事の正確かつ適切な実施を確保するために重要な役割を果たします。
以下に、立会いについて詳しく説明します。

●目的
a.立会いの主な目的は、工事や作業の進行状況を監督し、技術的な適正性や安全性、品質を確保することです。
b.各作業の仕様や規格に適合しているか、計画通りに進んでいるかなどを確認します。
●立会いの役割
a.監督・確認; 立会い者は、工事や作業が計画通りに進行しているかどうかを監督し、品質や技術面での適正性を確認します。
b.トラブルの解決; 問題やトラブルが発生した際に、適切な判断や対応を行います。これにより、円滑な作業進行が図られます。
c.コミュニケーション 立会い者は関係者とのコミュニケーションを円滑にし、意思疎通を図ります。必要な指示や説明を行います。
●関係者
a.発注者(オーナー); 工事や施設の所有者や発注者が立会い者となることが一般的です。
b.施工者(請負業者); 工事を行う会社や作業者が立会いを受ける側になります。
●適用範囲
・水道工事や施設の建設、設備の点検・保守など、水道分野におけるさまざまな作業やプロジェクトで立会いが行われます。
●重要性
a.立会いは、工事や作業の品質や安全、適正な進行を確保するために不可欠であり、スムーズなプロジェクト進行に寄与します。
b.適切な立会いが行われることで、トラブルの早期解決や計画通りの完成が実現されます。

立会いは、品質や安全の確保、技術的な適正性の確認、コミュニケーションの円滑化など、水道分野におけるプロジェクトの成功に重要な役割を果たします。



段跳ね
「段跳ね」は、水道工事や配管工事における用語で、主に配管の勾配や高低差の変化を意味します。水道管や排水管などの配管は、一定の勾配や高低差で設置される必要があり、この勾配の変化や高低差の変動を段跳ねと呼びます。
以下に、段跳ねについて詳しく説明します。

●目的
a.段跳ねの主な目的は、水道管や排水管などの配管内の流体が適切な勾配で流れることを確保することです。
b.適切な勾配や高低差の設定により、流体の滞留や詰まりの防止、効率的な流れが実現されます。
●概要
a.水道や排水などの管路では、一定の勾配(流れる方向への傾斜)が設けられます。この勾配に途中で変化がある場合、それを段跳ねと呼びます。
b.段跳ねは、水の流れる速さや圧力、逆流の防止などを制御するために設計されます。
●設置方法
a.段跳ねは、配管の勾配を変える際に設けられます。例えば、上り坂から下り坂に配管が移る場合、その変化点で段跳ねが設けられます。
b.段跳ねの位置や勾配の変化は、計算や設計に基づいて適切に決定されます。
●利点
a.段跳ねは、適切な勾配や高低差の変化を確保することで、配管内の水流を効率的に制御します。
b.適切な段跳ねにより、逆流や流体の停滞を防ぎ、効率的な配管システムを確立します。
●適用範囲
・水道管、排水管、雨水排水管、工業用配管など、様々な配管システムにおいて段跳ねが考慮されます。

段跳ねは、配管設計の重要な要素であり、適切に設置されることで効率的な水の流れや配管システムの運用が可能になります。


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