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吊りブラケット
吊りブラケットは、水道分野において配管や設備を支えるために使用される装置の一種で、通常は壁面や構造物に取り付けられるものです。これは、配管や管路を適切に支え、安定させるために使用される重要なアクセサリーの一つです。
以下に、吊りブラケットについて詳しく説明します。

●目的
a.吊りブラケットの主な目的は、配管や管路、または機器を壁面や構造物に安定して取り付け、支えることです。
b.配管を固定することで、地震や振動に対する安定性を確保し、設備や配管の長寿命化を図ります。
●構造と特徴
a.吊りブラケットは、一般的に金属製(鋼鉄、アルミニウムなど)やプラスチック製の枠組みで構成されています。
b.通常、ブラケットは壁面や構造物に取り付けられ、その上に配管や設備を固定するためのクランプやストラップが取り付けられます。
c.サイズや形状は、支える対象物や環境に応じて選ばれ、適切に設計されています。
●取り付けと設置
a.吊りブラケットは、壁面や構造物にビス、アンカーボルト、または溶接などの方法で取り付けられます。
b.配管や管路は、吊りブラケットに取り付けられたクランプやストラップによって固定されます。
●適用範囲
a.吊りブラケットは、水道分野における配管や設備、ポンプ、バルブなどを安定して設置するために広く使用されています。
b.電気配線や空調設備などの他の分野でも使用されます。
●利点
a.配管や設備を安定して固定することで、安全性が向上します。
b.地震や振動による影響を受けにくくなり、配管の耐久性が向上します。

吊りブラケットは、水道インフラの安定した機能と長寿命化に不可欠な役割を果たします。適切な設計と取り付けにより、効果的な配管のサポートと安定性が確保されます。



土極め
「土極め(つちぼりめ)」は、水道分野で用いられる技術用語で、配管や設備の地中埋設時に地盤の安定化や支持を目的として行う作業を指します。特に、地盤改良や構造物の安定化のために土砂やコンクリートを用いて地中に固定する作業方法です。
以下に、土極めについて詳しく説明します。

●目的
a.土極めの主な目的は、地盤の強化や安定化を図り、配管や設備の地中埋設時に適切な支持や保持を提供することです。
b.土中にしっかり固定された配管や設備は、地震や外部の力に対して安定性を持つため、安全かつ長期的な使用が可能になります。
●概要
a.土極めは、主に鋼製の支柱やコンクリート製の支柱を地中に設置することで行われます。これにより、配管や設備が地中での位置を保ち、強固に固定されます。
b.一般的に、配管や設備の重量を支え、地盤の強度を活かすために行われます。
●作業手順
a.地中に設置する支柱(鋼製やコンクリート製)の位置を決定します。
b.鋼製の場合、地中に打ち込んだり、掘削して埋めたりします。コンクリート製の場合は、地中に埋め込んで固定します。
c.地中に埋めた支柱は、配管や設備に適した高さと位置に調整され、固定されます。
●利点
a.土極めにより、配管や設備が地盤にしっかり固定され、安定した位置に保持されます。
b.土極めは、地震などの自然災害時にも、配管や設備の変位や損傷を最小限に抑える効果があります。
●適用範囲
・水道管、ガス管、電力ケーブル、通信ケーブルなどの地中埋設時に利用されます。

土極めは、地中埋設される設備や配管の安定性を確保するために重要な役割を果たします。地盤の安定化と構造物の支持に対する効果的な手法であり、地下インフラの耐久性と安全性を確保するために欠かせない技術です。


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