黒カビの根を張る前に早めに解決

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黒カビについて

壁や床などにできやすい黒い斑点のような黒ずみは「黒カビ」だと考えてもいいでしょう。
発見するのが早ければ、お風呂用の掃除用洗剤を使って擦るとすぐ取れますが、それでも取り除けないとなると根を張ってしまっている状態なので重曹うことになります。
黒カビは、放置しているとだんだんと広がっていき単純に洗っただけでは、排除することもできなく強くこすっても同様でたちが悪い汚れです。
このように酷い黒カビがある場合の重曹の使い方としては、まず、浴室内の水気を拭き取り水と重曹を混ぜたペースト状のものを黒カビの上に塗ります。
このときに布を使ってペーストを塗ると繊維の中に入ってしまってうまく塗ることことができいことがあり効果が限定的になってしまいますのでゴム手袋をはめて塗るのがポイントとなってきます。
また、ビニール袋を使って散布して、その上にティシュペーパーやトイレットペーパーを張り、その上からも重曹ペーストを散布しサランラップを被せて2時間程度、放置します。そして、シャワーで流します。その時にタワシやメラミンスポンジでこすり洗いをすると効果が高くなります。
これより少し効果が強くなるやり方として、重曹と酸素系漂白剤を大さじ2ずつ混ぜて、少しずつ水を足しながらペースト状にしたものを同様に塗る方法もあります。
この方法ですと、ラップを被せて同様に1時間程度してから水で流せば黒カビは取れるでしょう。
かなり強い洗浄効果がありますが酸素系漂白剤の刺激が強いので肌の弱い方は取り扱いに気をつけてください。

水道・水まわりの修理解決!
黒カビの成分
黒カビには、主にカビの菌糸や胞子、菌体が含まれます。これに加えて、黒カビが発生する場所によっては、有害な物質が含まれることもあります。例えば、壁や床のカビには、アスベスト、放射性物質、VOCなどが含まれる可能性があります。そのため、黒カビの発生には注意が必要です。

黒カビの組織
黒カビと呼ばれるカビには、多様な種類が存在します。一般的に、黒カビによる汚染は、真菌の菌糸体が発達し、繁殖している状態を指します。この菌糸体は、細胞壁で覆われた細長い細胞体から構成されており、湿った環境下で増殖することができます。また、黒カビの菌糸体は、微小な胞子を放出することがあり、これがアレルギーや喘息などの症状を引き起こすことがあるとされています。

カビの種類や除去方法
カビには多くの種類があり、その中でも一般的な種類と除去方法を以下にまとめます。

●黒カビ(クロバイ菌)
黒い斑点状のカビで、壁紙や天井など湿気の多い場所に生えやすい。除去する際は、カビキラーなどの専用の洗剤を使用し、ブラシで擦り洗いをする。また、天日干しや換気をしっかりと行うことが大切。
●緑カビ(ペニシリウム属)
緑色のふわふわとしたカビで、水回りや壁紙などに生えることが多い。除去する際は、カビキラーなどの専用の洗剤を使用し、ブラシで擦り洗いをする。また、天日干しや換気をしっかりと行うことが大切。
●赤カビ(フスマ属)
赤い斑点状のカビで、特に風呂場や洗面所など水回りに生えやすい。除去する際は、カビキラーなどの専用の洗剤を使用し、ブラシで擦り洗いをする。また、天日干しや換気をしっかりと行うことが大切。
●白カビ(アスペルギルス属)
白い綿毛状のカビで、特に壁や床などの湿気の少ない場所に生えやすい。除去する際は、カビキラーなどの専用の洗剤を使用し、ブラシで擦り洗いをする。また、天日干しや換気をしっかりと行うことが大切。

カビを除去する際には、除去したい場所やカビの種類に合わせた洗剤や方法を選ぶことが大切です。また、マスクや手袋、保護眼鏡を着用し、換気をしっかりと行うことも重要です。


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