「し」の専門用語索引

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支柱工事
支柱工事は、水道分野において、水道管や関連設備の支持や固定を行うための工事の一部分を指します。これには、水道管の支柱の設置や固定、支柱の補強などが含まれます。以下で、支柱工事について詳しく説明します。

●目的
a.支柱の設置; 水道管や関連設備を支えるための支柱を設置します。これにより、管路が適切な位置に固定され、安定性が確保されます。
b.支柱の補強; 支柱が強度を持ち、外部の負荷や振動などに耐えられるように補強工事を行います。
●作業手順
a.現地調査; 支柱工事の前に、地形や環境条件、管路の配置、負荷などを調査します。これに基づいて支柱の適切な設置場所や補強方法を決定します。
b.支柱の設置; 設置場所を選定し、支柱を据え付けます。適切な深さの地中に埋設し、コンクリートで固定することが一般的です。
c.支柱の補強; 必要に応じて、支柱を補強して安定性を確保します。これには、補助的な鋼製部品の取り付けや、コンクリートの補強などが含まれます。
●使用される材料
a.鋼材; 鉄や鋼製の支柱が一般的に使用されます。これらは強度があり、耐久性が高いため、水道管や関連設備の支持に適しています。
b.コンクリート; 支柱を地中に固定する際にコンクリートが使用されます。これにより、支柱の安定性が向上します。
●安全対策
a.作業現場での安全を確保するため、適切な安全装置や保護具の使用、作業員への安全教育が重要です。
b.周囲の交通や周辺環境への影響を最小限に抑えるための配慮も重要です。

支柱工事は、水道インフラの安定性と効率的な運用に不可欠な作業であり、適切な設置と補強が重要です。地形や環境条件に適した設計と施工が求められます。



自力弁
「自力弁」とは、水道の分野で使われる用語で、通常は流体(主に水)の流れを制御するために設置されるバルブや弁の一種を指します。この弁は、水道システム内で流れる水の流量や流向を調整するために利用されます。
以下に、自力弁について詳しく説明します。

●目的
・自力弁の主な目的は、水道システム内の流体(水)の流量や流向を制御することです。これにより、必要な場所に適切な水の供給を行ったり、逆流を防止したりする役割を果たします。
●構造と動作
・自力弁は、水の流れや圧力を利用して、自動的に開閉する仕組みを持ちます。
・流れる水の流速や圧力の変化に応じて弁が開閉し、これによって流量を制御します。
●利用例
a.制御弁; 自力弁は、水道管や配管系統で使用されており、流量制御や圧力制御のために利用されます。
b.逆止弁; 逆流を防止するために、自力逆止弁が使用されます。これは、流れが逆向きになった際に弁が閉じる仕組みを持ちます。
●種類
a.フロート式自力弁; フロートが流れる水位に応じて浮き沈みし、弁の開閉を制御します。
b.ボール式自力弁; ボールが水の流速や圧力に応じて動き、弁の開閉を制御します。
●適用範囲
・自力弁は、都市の給水システムや排水システム、産業用のプロセス制御など幅広い分野で利用されます。

自力弁は、自動的に水の流量や圧力を制御するため、効率的かつ適切な水の供給や制御を可能にします。適切な種類の自力弁を選定し、正確な設置と運用が重要です。


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